私たちが目指してきたのは機械加工、特に航空機部品加工に特化した技術集団です。その実現のために、約20年前から5軸マシニングセンタ・3次元CAD/CAM・三次元測定器を導入。モノづくりにIT技術を駆使することで、常に最先端かつ世界水準の機械加工技術を磨いてきました。製品品質を高めるだけではなく、その高い技術力と柔軟な対応力が認められ、航空機部品をはじめ、自動車部品の試作品製作など、特に高度な技術力が求められる分野への参入が実現。今では航空機部品加工に軸足を定め、専門性の高い技術集団としての地位を確立しています。
主に依頼を受ける製品
航空機部品
積極的な設備投資と加工技術の追求により、超高速切削加工技術を確立。常時100アイテムほどの加工を行うまでに成長しています。また航空機分野では避けて通れない難削材にも果敢にチャレンジ。さまざまなノウハウを蓄積し、現在では世界標準レベルまで達しています。
自動車部品
同時5軸制御による高品位技術を活かした曲面の加工など、様々な加工要求に対応。自動車メーカーが威信をかけて参戦するレース用マシンの開発用部品の試作や、研究開発用部品の製作などの高い加工技術が評価されています。
アルミ・銅の鋳造装置
機械加工の基礎となるアルミ製品・銅製品の鋳造金型を製造。精度の高さには自信があります。
機械加工(航空機部品・自動車部品)製作の主な流れ
製品図(3D図面)
メーカーよりオンラインで送られてきます。
工程設計
加工工程の設計、加工機械の決定を行います。
治具設計
加工機械に材料を設置するための治具を設計します。
加工プログラム作成(プログラミング)
実際に加工機械を動かすためのプログラミングを作成します。
検証作業
作成したプログラムをシミュレーションし、精度などを確認します。
複雑な形状のものや難削材については、実際に削って検証を行うこともあります。
加工
手順書に沿って加工機械のオペレーターが実際に加工機を動かし、切削します。
仕上げ
より精度が求められる製品については、手作業で仕上げが行われます。
検査
三次元測定器などによる精細な検査・検品を行います。
出荷
独自のデリバリーシステムで効率的な出荷業務を行っています。
実際に削る場面をイメージしながら、切削工程を決定します。